映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は381本目。タイトルはポール・マクギガン監督による、2007年日本公開作品「ラッキーナンバー7」。特典映像としては、「メイキング」「未公開シーン&別エンディング」「キャスト&スタッフ インタビュー」「撮影風景」「オリジナル予告編」で計80分が収録されている。「メイキング」では、プロデューサーのタイラー・ミッチェルが「この映画の実現は大変だった。映画会社や出資者、俳優に片っ端からあたったよ。その中で興味を持ってくれたのがポール・マクギガン監督だった。そこからすべてが動き出したんだ。モーガン・フリーマンとブルース・ウィリスは最後に契約が決まって、予想もしていなかった夢のキャストが実現したんだ。考えてみるとスゴすぎて背筋がゾクゾクするね。オスカーを獲った当代随一の俳優ベン・キングズレーとモーガン・フリーマンの2人が、この映画で初の共演をしているんだから。」と言い、監督のポール・マクギガンは「主演のジョシュ・ハートネットには仕事のたびに驚かされたよ。こんな事は滅多にない。でも、それは時には困りごとでもあるんだ。段取りも組みあがって照明も完璧、あとはカメラを回すだけという時に突然、”ちょっとこのシーンで質問があるんだけど”と言うんだ。でも彼は正しいよ。その小さなこだわりが、結果に大きな違いを生むからね。ブルース・ウィリスは自分に合う映画を知っている。誰と組めば良いのかもね。また脚本を真に理解しているから、彼の演技には深みがあるんだ。」と語っている。
またジョシュ・ハートネットは「これまでで最高の経験になった。みんな僕の親しい友人でお互いに触発し、刺激し合ってすごく創造的な時を過ごしたんだ。全員が積極的に関わって、非常にエキサイティングな作品に仕上がったよ。」と答えている。
作品としては、「ギャングスター・ナンバー1」「ホワイト・ライズ」などのポール・マクギガン監督が手掛けた、クライムサスペンス。出演はジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ルーシー・リュー、ベン・キングズレーらで、豪華俳優が共演を果たしている。冒頭から伏線が張り巡らされていて、ラストにそれらが見事に回収されていく快感がある作品だ。豪華キャストの割にはやや地味で、評価もそれほど高くない映画だが、B級スタイリッシュサスペンスとして嫌いにはなれない作品だ。
監督:ポール・マクギガン
出演:ジョシュ・ハートネット、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー、ルーシー・リュー、スタンリー・トゥッチ、ブルース・ウィリス
日本公開:2007年