映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記 ネタバレ&考察Vol.408:「ソウ」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は408本目。タイトルはジェームズ・ワン監督による、2004年日本公開作品「ソウ」特典映像としては、「メイキング “Sawed Off”」「Fear Factory ""BitetheHand That Bleeds"" Rated version」「Fear Factory""BitetheHand That Bleeds"" Unrated version」「ミュージック・ビデオメイキング」「ポスターギャラリー」「予告編」で計19分が収録されている。「メイキング “Sawed Off”」では、脚本のリー・ワネルが「ストーリーより先に予算枠を決めていたんだ。ひと部屋に俳優2人という設定に制限してから、アイデアが膨らみ『ソウ』が誕生したんだよ。嵐の夜にジェームズが電話をくれて、”鎖に繋がれた男”の提案をくれた。僕はそれをすごく気に入り、そこから彼らの間には死体が横たわり、ポケットの中にはテープがあるという話に展開していったんだよ。そして脚本に取り掛かったんだ。」と言い、ジェームズ・ワン監督は「自主制作する映画の構想を、長い間考えていた。今回は最高のキャストとスタッフに恵まれたよ。撮影をとても早く進めて、すべてを18日間で撮り終えたんだ。とにかく大変で時間に追われていたから、息をつく間もなかったね。リー・ワネルと僕はこのストーリーの大ファンだ。伝えたいことを映画化するのが重要だからね。」と語っている。

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作品としては、2004年から始まったアメリカ産ホラー映画の一大フランチャイズで、現在までにリブート作を含めて9作目までが製作されているシリーズだ。ちなみに最新作10作目の公開も2023年秋に決定している。クリエイターは映画監督ジェームズ・ワンと脚本リー・ワネルのコンビで、本作が二人にとっての長編デビュー作となっている。公開当時「ソウ」は初登場週末に1,820万ドルを売り上げ、1996年公開の「スクリーム」に次いで最も収益性の高いホラー映画となったらしい。2作目の監督はダーレン・リン・バウズマンに変わっており、それ以降ジェームズ・ワンは”製作総指揮”に名を連ねている。”ソリッド・シチュエーション・スリラー”という言葉を生んだ作品として、ツイストの効いた見事な脚本の上に過度なゴア描写も少ないため、この第一作目はシリーズ中でもっとも観やすく、シンプルに面白い作品になっていると思う。

 

 

監督:ジェームズ・ワン
出演:リー・ワネル、ケアリー・エルウェズ、ダニー・グローヴァーモニカ・ポッター、ケン・レオン
日本公開:2004年