映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記 ネタバレ&考察Vol.424:「21ジャンプストリート/22ジャンプストリート」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は424本目。タイトルはフィル・ロード&クリストファー・ミラー監督による、2012年&2014年日本未公開作品「21ジャンプストリート」と「22ジャンプストリート」。「22ジャンプストリート」の特典映像としては、「未公開シーン」「製作の舞台裏」「エクステンデッド・シーン:ジョーク集」「エクステンデッド・シーン」「エクステンデッド・シーン:シリアスバージョン」「ズーク&マクエイドの売り込みビデオ」「ジェンコの開脚」で、計117分が収録されている。「製作の舞台裏」では監督フィル・ロード&クリストファー・ミラーが「前作の成功にはもちろん驚いた。続編の話が持ち上がった時も反対だったくらいだよ。そこで主人公2人にふさわしい続編の筋書きを考えたんだ。僕らはお互いの考えの中間点を探す。近くにいる人間に自分の案を批判されるのはイライラするけど、ためになるよ。お互いが”こうしたい”と話し合っているうちに、僕らの間でより良い”第3の案”が出てくるんだ。前作は主演2人の息がピッタリでラッキーだった。前作だけで満足できず、チャニング・テイタムジョナ・ヒルの二人をもっと観たくなったんだよ。彼らは、お互いを褒め合う”陰と陽”のペアで認め合っている。だからあの2人は特別なんだよ。」と言い、主演のチャニング・テイタムは「監督があの二人じゃなければ、続編の方向性すら分からなかった。これはクリスとフィルの映画だからね。彼らが監督に決まって続編の実感が湧いたよ。」と語っている。またジョナ・ヒルは「監督たちは15年ほど組んでて、2人だけの世界を築いている。脳を共有しているんだね。だから2人しか分からない会話もあるよ。」と答えている。

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作品としては、「くもりときどきミートボール」や「LEGO ムービー」の監督や、「スパイダーマン:スパイダーバース」の脚本を担当したフィル・ロード&クリストファー・ミラーによる、アクションコメディ。日本ではどちらも何故か劇場未公開だが、批評家/観客ともに本国では非常に高い評価を得ており、興行成績も2億ドル以上を記録している。1980年代の大ヒットTVドラマであり、ジョニー・デップ出世作の映画化で、「21」ではジョニー・デップカメオ出演しているのも嬉しい。主演は「スーパーバッド 童貞ウォーズ」「マネーボール」などのジョナ・ヒルと「ホワイトハウス・ダウン」「ローガン・ラッキー」などのチャニング・テイタムで、彼らは製作総指揮も兼任している。日本人が観ても、しっかりと笑えるコメディ映画であり、バディムービーとしても傑作と言えるシリーズだろう。フィル・ロード&クリストファー・ミラーのコメディセンスが堪能できつつ、気楽に楽しめる娯楽映画だと思う。

 

 

監督:フィル・ロード&クリストファー・ミラー
出演:チャニング・テイタムジョナ・ヒルアイス・キューブピーター・ストーメア、アンバー・スティーブンス
日本未公開:2012年&2014年