映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記 ネタバレ&考察Vol.426:「クイック&デッド」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は426本目。タイトルはサム・ライミ監督による、1995年日本公開作品「クイック&デッド」。特典映像としては特に無し。作品としては「死霊のはらわた」シリーズ、「ダークマン」、「スパイダーマン」シリーズ、「スペル」などで有名なサム・ライミがメガホンを取った西部劇。サム・ライミフィルモグラフィー中、現時点では唯一の西部劇だ。出演は「氷の微笑」のシャロン・ストーン、「フレンチ・コネクション」のジーン・ハックマン、「グラディエーター」のラッセル・クロウ、「華麗なるギャツビー」のレオナルド・ディカプリオ「ソウ」シリーズのトビン・ベルなど超豪華キャストの上に、音楽は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや「フォレスト・ガンプ 一期一会」のアラン・シルベストリが担当しており、キャッチーな楽曲を提供している。

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物語としては荒野の町リデンプションで開催される早撃ちトーナメントに、腕に覚えのあるガンマンたちが続々と集結するが、その街を仕切る凄腕ガンマンの保安官ヘロッドは極悪非道な男だった。そんなヘロッドに過去父親を殺されたエレンやヘロッドの息子キッド、そして牧師のコートといった面々が、命を賭けたトーナメントに挑んでいくというストーリーで古典的な西部劇なのだが、突然サム・ライミ監督らしい銃で撃たれると頭に大きな穴が空くというようなゴア描写があったりで、”ケレン重視”の作風になっている。シャロン・ストーンは「氷の微笑」「硝子の塔」といった大ヒットエロティックサスペンスの直後で、新しい役柄に挑戦したかったのだろう。女ガンマンを演じながら、本作では製作にも関わっている。また96年の「ロミオ+ジュリエット」、97年の「タイタニック」に出演する直前の若き日のレオナルド・ディカプリオが出演しており、すでにスターの片鱗を感じる存在感を発揮している。

 

 

監督:サム・ライミ
出演:シャロン・ストーンジーン・ハックマンラッセル・クロウレオナルド・ディカプリオトビン・ベル
日本公開:1995年