映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.121:「バーフバリ 伝説誕生&王の凱旋」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は121目。タイトルは、 S.S.ラージャマウリ監督による作品「バーフバリ 伝説誕生&王の凱旋」。二本ともヤフオクにて中古で購入。映像特典としては、『伝説誕生』は「メイキング(制作記/撮影記/主人公シヴドゥについて/暴君バラーラデーヴァについて)」「予告編集」、続編である『王の凱旋』の方は「メイキング」「予告編集」「バーフバリ 伝説誕生ダイジェスト映像」「バーフバリ 伝説誕生予告編」が収録されている。『伝説誕生』のメイキングは11分ほどの映像で、S.S.ラージャマウリ監督や主演のプラバースのインタビューなどが短いながらも楽しめる。『王の凱旋』の「メイキング」は約22分ほどで、主に実際の撮影風景の様子が収められた映像になっているが、こちらはインタビューなどはなく撮影風景だけなので、やや物足りない特典となっている。

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作品としては、全2部構成の叙事詩的インド産アクション映画で、「マッキー」のS・S・ラージャマウリが監督を務めている。インドの興行収入記録を更新して歴代1位となっただけでなく、世界興収も300億円を突破したうえに日本でも大ヒットした作品だ。国内外での観客からの評価も高く、全米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも「100%フレッシュ」を記録している。制作スタッフもアクション監督やVFXスーパーバイザーにハリウッドのクリエイターが多数参加しており、インド映画としては高い映像クオリティになっている。主演はプラバース。2本併せれば短い上映時間ではないが、それがまったく苦にならないほどエンタテイメント映画として魅力的で、マンガ的としか言いようのない熱苦しいほどの荒唐無稽さと破天荒さは、むしろ清々しい。前後編の細かい伏線回収も楽しいので、できれば二作続けての鑑賞がオススメだ。インド映画全体の中でも屈指の傑作だと思う。

 

監督:S.S.ラージャマウリ

出演:プラバース、ラーナー・ダッグバーティ、タマンナー

日本公開:2017年