前回に引き続き、2018年劇場で観た映画ランキング ベスト20を発表。今回は10位~1位を発表!2018年も素晴らしい作品が多く公開されたが、今年のTOP10作品に関しては特に粒ぞろいの名作群だった気がする。あくまで個人の主観なのでご参考に!来年も本ブログをよろしくお願いします!
10位 ヘレディタリー/継承
アメリカの映画制作スタジオ「A24」が放つ最恐ホラー。これだけ怖いホラー映画というだけでも、この作品は観る価値があると思う。音の演出や意表を突くショッキングシーンなど、ホラー映画として観るべき点も多い。
9位 レディ・バード
2018年度ゴールデン・グローブ賞で作品賞と主演女優賞の二冠、更にアカデミー賞でも5部門ノミネートという非常に高評価のヒューマンドラマ。その評価の高さも納得で等身大の女子高校生を表現しながら、その成長もしっかりと描いている、特に女性におススメの一本。
8位 犬ヶ島
ウェス・アンダーソン監督の最新作。ストップモーションアニメの手法で制作されているがそれが独特の面白さを生んでおり、特に日本人の僕らとしてはかなり楽しめる作品となっていると思う。ジャパニーズカルチャーとポップカルチャーが融合した傑作。
7位 スリー・ビルボード
フランシス・マクドーマンド主演の「怒り」と「赦し」の物語。とにかく抑揚の効いた演出と役者の演技が、高いレベルで融合した本年度を代表するヒューマンドラマ。セリフで語り過ぎない、映画的な演出が心に残る。
6位 カメラを止めるな!
2018年の邦画を語る上で、絶対に外せない作品だろう。都内2館のみの公開だったにも関わらず、社会現象とも言える成功を収めた話題作。脚本の巧さにも驚かされた。
5位 デトロイト
キャサリン・ビグロー最新作。アメリカの大都市デトロイトでの大暴動を背景とした、白人警官による黒人への不当な尋問シーンを描く。胃を締め付けられるような不快感が、この作品からのメッセージだと気付かされる。
4位 バトル・オブ・セクシーズ
1973年に行われた天才女子テニスプレイヤーと現役を退いた55歳のテニスレジェンドが行った、有名な“男女対抗試合”を主題としたノンフィクションドラマ。単純な男女差別の問題提議に留まらない、非常に示唆に富んだ一作。
3位 ペンタゴン・ぺーパーズ 最高機密文書
アメリカの新聞紙「ワシントン・ポスト」を舞台にした、史実に基づいた作品。スティーブン・スピルバーグ監督作品で、ゴールデングローブ6部門ノミネート、アカデミー賞2部門ノミネートの傑作ドラマ。メリル・ストリープの演技があまりに圧巻。
2位 アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
マーゴット・ロビー主演作。オリンピックの代表選手に選ばれながら、ライバル選手への襲撃事件などのスキャンダルを起こした実在のフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの人生を描く。映画からの熱量がとても高く、編集と脚本が面白い為、グイグイ映画に引き込まれる。必見の傑作。
1位 ミッション:インポッシブル/フォールアウト
こんなアクション映画をトム・クルーズ以外の誰に作れるというのか。危険なスタントを喜々として自ら行うトムから狂気すら感じる、シリーズ最高傑作だけでなく、アクション映画史を更新するレベルの作品。世界中でも選りすぐりの才能と資金を投入して作られた、映画制作者から「本気」を感じる最高のアクション映画。
2018年ベストランキング20位~11位はこちら↓